聖女の救済
東野 圭吾 · 文藝春秋
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資産家の男が、自宅で毒殺された。 男から一方的に離婚を切り出されていた妻・真柴綾音には、動機がある。だが事件当日、彼女は北海道にいたため、鉄壁のアリバイがあった。しかも、毒がいつ、どのように混入されたのかもわからない。 捜査を担当する草薙刑事は、綾音と接するうちに彼女に惹かれていく。その様子を危ぶんだ部下の内海薫は、独断で物理学者・湯川学に協力を求める。 妻が犯人なら、どうやって? 妻でないなら、いったい誰が? やがて湯川は一つの結論に達する。犯行方法は理屈の上では説明できる。だが、現実的にはありえない。湯川はそれを「虚数解」と呼んだ。 そして、真柴夫妻の間には何があったのかーー。 東野圭吾が仕掛けた「非論理的完全犯罪」の行方。 シリーズ累計1710万部突破。 ドラマ「ガリレオ」最終章として前後編で映像化。湯川学を福山雅治、真柴綾音を天海祐希が演じた。
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