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日常に侵入する自己啓発 / 牧野 智和 (勁草書房) の書影

日常に侵入する自己啓発

牧野 智和 · 勁草書房

★ 4.10 / 5.00 (54件)

発売: 2015年4月9日 単行本 ジャンル: サブカルチャー
内容紹介

近年活況を呈する自己啓発書は、私たちの日常生活をどう変容させ、どのような生き方へ誘おうとするのか。社会学の観点から考える。 自己啓発書はどのように生み出され、誰によってどのように読まれているのか。自己啓発書には結局のところ何が書かれてあるのか。各年代の生き方指南書、「手帳術」ガイド、掃除・片づけで人生が変わるとする書籍、さらには自己啓発書の作り手と読者へのインタビュー、質問紙調査の分析から「自己啓発の時代」を総合的に考究する。 はじめに 第一章 ハビトゥスとしての自己啓発  1 日常を差異化する自己啓発書  2 ハビトゥスとしての自己啓発  3 「自己啓発界」の構造  4 自己啓発書の読者とは誰か  5 「薄い文化」としての自己啓発書購読  6 本書の目的と分析枠組 第二章 「ヘゲモニックな男性性」とそのハビトゥスーー男性向け「年代本」の分析  1 煽るメディアとしての男性向け「年代本」  2 「群れ」からの脱出ーー二〇代論  3 仕事・プライベートの一元的統御ーー三〇代論  4 「自分らしさ」の再文脈化ーー四〇代論  5 細分化される人生 第三章 「自分らしさ」という至上原理ーー女性向け「年代本」の分析  1 迷い・悩みのメディアとしての女性向け「年代本」  2 「自分らしさ」という賭金=争点  3 自分らしさ志向の際限なき適用  4 「女らしさ」からの離脱?  5 自分らしさ志向の系譜 第四章 「今ここ」の節合可能性ーー手帳術本の三五年史  1 「日常」に特化したジャンルとしての手帳術  2 手帳語りの始まりーー一九七九年  3 手帳術の発見ーー一九八〇・九〇年代  4 手帳術と「夢」の節合ーー二〇〇〇年代前半  5 手帳術の細密化と飽和ーー二〇〇〇年代後半以降  6 日常感覚を共有するコミュニティの形成 第五章 私的空間の節合可能性ーー家事の自己啓発的転回と私的空間の聖化  1 「片づけ」で人生が変わる?  2 掃除の「発見」  3 整理・収納論における自己啓発的転回  4 私的空間の節合可能性ーー「捨てる」・シンプルライフ・風水  5 聖なる私的空間の消費 終章 自己啓発の時代のゆくえ  1 「アイデンティティ・ゲーム化」というアイデンティティ・ゲーム  2 「コントロール可能性への専心」というハビトゥス  3 自己啓発の時代のゆくえ あとがき 参考文献 索 引

編集部より
牧野智和著『日常に侵入する自己啓発』は、勁草書房より刊行された書籍です。紙版はISBN 9784326653935で、価格は3190円。電子版も同価格の3190円で提供されており、読者は媒体を選んで入手することができます。現代社会において自己啓発が日常生活のさまざまな場面にどのように浸透しているかをテーマとした本書は、私たちの身近な生活空間に入り込む自己啓発現象を扱った研究書となっています。
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ISBN 9784326653935
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