遠い日の幻影
西尾幹二 / 加藤康男 / 工藤美代子 · 国書刊行会
西尾幹二が遺した珠玉のエッセイ。 「暮しのつれづれに」 「私の本棚から」 「ドイツで考えたこと」 「先人たち、友人たち」 「日本および日本人について」 「ニーチェをめぐって」 にテーマを絞り、その時々の追憶を辿る。 【目次】 まえがきーー エッセイに残された「心」について 工藤美代子 1 暮しのつれづれに 人間の卑小化/実践家の方法/親の愛、これに勝る教師はなし/不惑考─ 私が四十歳の頃/「僕は猫の『クリ』である」(抄)/遠い日の幻影/野口村の思い出/婚礼と弔い/断念について/水のかき消える滝/香典の功徳/私の墓/長寿について 2 私の本棚から 「雙面神」脱退の記/私の読書遍歴/大岡昇平全集の刊行にふれて/無心/通と野暮/権力/言葉と朗読/手製の海賊版/私が出会った本/ドイツ文学を選んだこと/戦争直後に日本の戦争を擁護したあるアメリカ要人/便利すぎる歴史観─ 司馬遼𠄁太郎と小田実 3 ドイツで考えたこと ロルフ・ホッホフート『神の代理人』/マダム・バタフライという象徴/ヨーロッパの老人たち/ドイツで会ったアジア人/国境について/変化したヨーロッパの位置と日本の学問/ドイツの終戦記念日 4 先人たち、友人たち 田中美知太郎氏の社会批評の一例/田中美知太郎先生の思い出/一度だけの思い出/手塚富雄/柏原兵三の文学碑/現実を動かした強靱な精神─ 福田恆存氏を悼む/愛国者の死─ 孤軍奮闘した坂本多加雄氏の急逝/高井有一さんの福田恆存論/我が好敵手への別れの言葉 5 日本および日本人について 私の保守主義観/知性過信の弊/民主教育への疑問/生徒の自主性は育てるべきものか/歴史への畏れ/私の文化観/教養の錯覚/保守停滞の兆し/日本人と時間/「国際化」などという言葉は使うなかれ/そもそも外国の正義と善意を信じてよいのか/既存の秩序覆す必要/道徳的責任と政治的責任/占領軍の呪文 6 ニーチェをめぐって 古代の獲得/知行合一/歴史の死/行為と観照/歴史と文学/予言者の悲劇/人間ニーチェをつかまえる/知的節度ということ─ サント・ブーヴとゲーテの智恵/ショーペンハウアーの現代性/氷上英廣『ニーチェの顔』/フロイトとニーチェの出発点/ショーペンハウアーとヨーロッパの世紀末 暗夜の一灯ーー跋に代えて 加藤康男
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