月兎考
庄司 大悟 · 閑人堂
内容紹介
インドで火に飛び込み、中国ではカエルと一緒に仙薬を作り、日本で餅つきを始めた「月のウサギ」は、紀元前から多くの詩や物語に登場し、美術品に描かれ、人々に愛されてきた。なぜウサギは月にいて、餅をついているのか。その起源と理由を探し求め、歴史と科学、AIによる検証から浮かんできたのは、人間の想像力と自然が「持ちつ持たれつ」で作り上げた豊かな文化だった。惑星科学者が古今東西の文献や図像を渉猟し、人と月とウサギの四五億年を旅する。本書を読み終えて夜空を仰ぐとき、あなたは月に何を見るだろうか。
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