キャラ絵で学ぶ! 昭和の暮らしと文化図鑑(仮)
小泉和子 / いとうみつる / 千羽ひとみ · すばる舎
先日、東京の地下鉄構内で衝撃を受けました。小学生が、駅員さんに緑電話の使い方を教わっていたのです。駅員さんは、まずは受話器を取って硬貨やテレカを入れること(子どもから「テレカってなんですか?」という質問あり)、それから受話器を持って話し、話し終わったらお釣りやテレカを持って帰ることまで、親切に教えていました。 でも、考えて見ればそうですよねえ……。彼らは生まれた時からスマホの世代。公衆電話なんて、使ったことがない子がほとんどでしょう。昭和生まれの年代なら知っていて当然のモノやコトが、同時代人であるはずの小学生にはまったくわからない。時代の流れる速さを痛感させられた瞬間でした。現在も、AIだのなんだのと世間は騒いでいますが、数十年もたてば、緑電話のように時代遅れに思われてしまうものなのかもしれませんよ? こんなふうに、世の中には昭和の時代に始まって、原型がわからないところまで進化を遂げたり、消滅してしまったりしたものがたくさんあります。そこで、昭和の時代の家の中や街並みの様子、小学校や交通機関などの場面ごとに、そこに登場してきたアイテムの使い方やエピソード、構造、時代の情報を、ふんだんなイラストとともに解説する1冊をご用意しました。 今ではすっかり見かけなくなったけれど、昭和の時代には盛んだった季節ごとの文化(歳時記)なども紹介します。 子どもたちには「へえ〜、そうなんだ」、大人には「うわ〜、懐かしい」と思ってもらえ、なおかつ親子での会話が弾む1冊になっています。 昭和も長いので、初期の頃の世相となると、ほとんどの大人にとっても見知らぬ情報ばかりになります。本書では、小学生の親世代や、おばあちゃん・おじいちゃん世代の記憶にある、昭和中期〜後期の暮らしを中心に紹介しています。ぜひ、楽しみながら読んでください。 ※シリーズの『キャラ絵で学ぶ!江戸の暮らしと文化図鑑』と読み比べてみるのも、変化が大きくて面白いのでオススメです!
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